炭水化物を抜くと痩せる?

山盛りご飯

炭水化物(糖質)を食べないダイエット(ロカボダイエット)が流行っていることもあり、『炭水化物=太る』イメージがあるのではないでしょうか?

でも、実は炭水化物は太りにくい栄養素です。
と言うのも、カロリーが1gあたり4kcalしかないのです。
脂肪は1gあたり9kcalなので、半分以下です。

むやみに痩せるために炭水化物を抜いてもムダだし、太りたくて炭水化物を食べても太れません。
その理由を紹介します。

炭水化物はエネルギーになりやすいから太らない

燃えやすい

まず覚えておきたのは、身体に炭水化物を貯めておくことはできません。
食べた炭水化物のカロリーは、基本的にエネルギーとして使われ、消費されてしまいます。

『スポーツ選手は運動前にバナナを食べる』と言う話を聞いたことがあると思いますが、あれは、バナナに含まれる果糖(炭水化物)がすばやくエネルギーに変わり、運動パフォーマンスを上げてくれるからです。

ですが、食べ過ぎによって余った炭水化物は蓄積されます。
そう、体脂肪に変わるのです!
だから、「炭水化物は太る」「炭水化物を抜けば痩せる」と言われるのです。

ですが、実際は炭水化物は速やかにエネルギーとなるため、食べ過ぎなければ太りません。

炭水化物は脂肪と一緒に食べると美味しいから太る

スイーツ

生き物にとって、1番大切なのは生きること。
そのために、カロリーが高い食べ物を「美味しい」と本能で感じます。
だから、炭水化物や脂肪は美味しいのです。

さらに、炭水化物と脂肪は一緒に食べると、ますます美味しく感じます。
ケーキやクッキーなどの洋菓子は、その代表です。
小麦粉(炭水化物)とバター(脂肪)で作られているのです。
名古屋名物の餡トーストも炭水化物(パンと餡子)と脂肪(バター)の組み合わせです。

こうやって、美味しい物を食べるとカロリーが高くなり、太るのです。

太るための炭水化物の摂り方

おにぎり

では、太りたくても太れない人が、炭水化物を摂ることで太ることはできるのでしょうか?
これには、食べ方が重要です。

太りたくても太れない人は、消化が苦手な方が多いです。
そのため、消化しやすい食べ方をすれば良いのです。

消化しやすい食べ方とは、肉や魚とは一緒に食べないこと。
具体的には、おにぎりやうどんなど、ほとんどが炭水化物で構成されるメニューがお勧めです。

炭水化物とタンパク質(肉や魚)は違う消化酵素を使うため、一緒に食べると消化に時間がかかるようになるのです。
ですから、炭水化物を単品で食べた方が消化されやすくなります。

消化ができれば吸収も可能になり、吸収されても使われずに余ったカロリーは体内で脂肪に合成され、蓄積されるので太ります。

太れない人が炭水化物とタンパク質を一緒に食べると消化不良を起こしやすく、太ることはできないのです。

炭水化物を食べて脂肪を蓄積させる

先ほど紹介したように、炭水化物は食べてすぐに燃焼されやすいです。
だから、炭水化物と脂肪とでは、炭水化物が先にエネルギーになり、脂肪は残って体内に蓄積されます。

脂肪は1gで9kcalもあるので、炭水化物より簡単にカロリーを摂ることができます。
そこで、炭水化物と脂肪を組み合わせることで、活動に必要なエネルギーは炭水化物から摂り、脂肪は体脂肪として貯めておくことができるようになります。